EDDIE FOWLKES

City Boy http://www.cityboymusic.com/
Detroit W|A|X http://www.detroitwax.com/



デトロイト・テクノを産んだ四天王(Juan Atkins、Derrick May、Kevin Saunderson、Eddie Fowlkes)の一人に数えられるエディー・フォークスは、モータウン・サウンド、ソウルミュージックの大ファンであった若干15歳でDJを始め、1981年にデリック・メイ、ホアン・アトキンス達とDJチーム「Deep Space」を結成し、キャリアをスタート。

サイボトロンのローディーを勤めた後、1986年に[Metroplex]からファースト・シングル「Goodbye Kiss」をリリース。その後も[Simply Soul]から「Night Creeping」、[430West]から「Inequality」、[RedPlanet]からマッド・マイクと共に「Sex in Zero Gravity」など、ファンキーで独特の浮遊感を持ったテック・ハウスを次々に発表していく。

1993年にベルリンの[Tresor]から、ブレイク・バクスターと「Detroit Techno Soul」、1996年には同じく[Tresor]からソロ・アルバム「Black Techno Soul」をリリース、所謂テクノ・ソウル(=デトロイト・ハウス)を完成させる(デトロイトのベテランDJ、マイク・クラークに言わせれば「デトロイトに本当の意味でハウス・ミュージックを創った男」と評されている)。今までにメジャー、マイナー、数多くのレーベルに100曲以上の楽曲を提供しペット・ショップ・ボーイズやモービーのリミックス等も手がけ国内外を問わずあらゆる方面のクリエイターから評価されることになる。

近年では2003年自身のレーベル[City Boy]から「Beat Down Sounds」を発表し第三世代以降のデトロイト・フォロワーからの支持を集め、昨年は[Submerge]より二十年以上にも及ぶキャリアの集大成とも言える「Welcome To My World」を発表している。また、自身のレーベル[City Boy Music]の子会社として、新プロダクション[DETROIT WAX]をNiko Marksと共に2007年にスタート。更なる精力的な活動が期待されている。

-> BACK